こんにちは、Nozomi(@nozomix1986)です。
バイリンガル子育てに興味のあるママに心からオススメできる本をご紹介します。
先日夫婦共に読んだのですが、お互い大満足の一冊でした!本はコチラ↓
バイリンガル子育て、手探りでやっているとどうしてもこれでいいのかな?と悶々としてしまいます。
そんな時に夫が見つけてくれたこの一冊。
疑問が解決しただけでなく私のこれからの、英語教育だけでなく子育てそのもののバイブルにもなりました。
ちなみに私が疑問に思っていたことは、、
・英語を教え始めるのは何才までに始めたらいいのか?
・親が非ネイティブでもバイリンガルに育てられる可能性はあるのか?
・家で子どもが楽しんで英語を学べる勉強法は?
といったことですが、全て丁寧に解説してくださっていました。
そして、英語習得がゴールでなく英語を学ぶことを通して「自分で考え学ぶ続けられる力=“知力”」や、英語を通じて「人の役に立てる子を育てていきたい」という筆者のメッセージに強く共感しました。
長女のバイリンガル教育に関する記事でも書いたように、私も娘には、英語を習得することで将来の選択肢を増やし世界で誰かの役に立てる人になってほしい、と思っているのもあり筆者のメッセージに胸が熱くなりました。
【関連記事】
我が家のバイリンガル教育:5歳の長女のこれまでとこれから
本書はPART1【基本編】とPART2【実践編】と分かれていて、どちらもお値段以上の内容なので両方じっくり読まれることをお勧めします。
・PART1【基本編】
SLA(Second Language Acquisition)=第二言語習得の理論に基づいた学習法についてや、著者の海外や塾での現場での経験が詳しく書かれています。
・PART2【実践編】
家庭で取り入れられる教材やサービスなどを年代別に沢山紹介されています。一家に一冊常備して、年代に合わせて参考にするといいと思います。
目次
心に響いたポイント
英語学習で「ほんとうに頭がよくなる」のはなぜ?
本のタイトルにある「ほんとうに頭がよくなる」とあるので、英語を学ぶことで頭が良くなるってどゆこと?と疑問を持っていたのですが、これに関しては、「なるほど!」という研究結果が。
著者の学校で用いられているSLAという英語学習法に基づいて習得すると、日本語脳と英語脳の2つの言語脳が構築されるとのこと。
外国語を習得することで、普段使う日本語と英語の文法や発音の違いがわかるようになり(メタ言語意識と呼ばれる)、結果、分析的能力が高まったりとの報告があるようです。
事実、著者の生徒の多くは、英語を教えると、まず「国語」の成績が伸びるそうです。
外国語を学ぶことで、論理的思考能力が高められるので「英語でほんとうに頭がよくなる」ということでした。
確かに私のICUの帰国子女の友達も、私から見ると皆とてもIQが高くて、それはおそらく幼少期に英語環境で生活をすることになった時に日本語との違いなどを彼女達なりに必死に理解しながら習得したからこそ、論理的思考能力が高まったのかなと思うと、なるほど!の内容でした。
英語は「音」から。やはりフォニックスが最強伝説!
赤ちゃんが耳から言語を習得するように、
現在5歳の長女も、4歳なりたての頃から本格的にフォニックスを
例えばcatなら、
c→ク
a→ア
t→トゥッ
※フォニックスでは発音をカタカナで表現していませんがここでは説明のためカタカナで発音を表しています。
とまずは一音ずつ読み最後にクァット?キャット?と読むの?
これが出来るようになってからは「英語が読めた!」
私も今改めてフォニックスを勉強しようと次女が通い始めた英会話スクー
ご家庭でお子様と歌って学ぶなら、アプリコット出版から出ているこちらのフォニックスソングがオススメです。
youtubeにも色々ありますが、
親がこれまで経験した英語学習法を捨てる
これは本当に納得のお言葉。自戒の意味も込めて紹介させていただきます。
私がこれまで受けてきた英語学習はこれまでの日本の学校のスタン
耳で聞く機会はほぼ無く受験のために必死に勉強したテスト重視の学習法のおかげで中途半端な英語レベルに出来上がりました(笑)それでもICUでだいぶ上達することが出来ました。
私が学んできた昔ながらの日本的勉強法と、娘が学んでいるフォニックスとは全く異なる学習法なので、
改めて娘と一緒に学ぶ姿勢で、
英語を学ぶより興味ある何かを英語で学ぶ方が学習効率が高くなる
こちらもPART1で紹介されていますが、英語を学ぶという単体の行為よりも、興味あるもの、例えば「音楽」や「本」などを英語で学ぶ方が、結果的にどちらも学習することができるとのこと。
そういえば、森昌子さんの長男でワンオクロックという世界的人気のあるボーカルTakaは、歌詞も英語で書いてガンガン英語で歌ってます。世界でライブする位だからかなり英語を自由に操れています。
でもテレビで森昌子さんによると、慶應の中学校時代は英語は苦手で再試も多かったそうですが、音楽の道に進むと決めてからは急激に英語が上達したとのこと。
「好きだと出来るようになるんですね〜。by森昌子」とおっしゃっていたのが印象的で覚えていたのですが、まさにそういうことですよね。
「好き」という気持ちがあれば「知りたい」「理解したい」という意欲が純粋にわくので、それで英語も、興味のある内容も学習出来るというのは、一石二鳥だしベリーベストな勉強法だと思います。
お子様ならディズニーやジブリ、大人ならNetflixなどで好きな映画やドラマを音声も字幕も英語にして観るのもいいですね。
と、私の心に響いたポイントを中心にご紹介させていただきましたが、amazonレビューでも多くの方が書かれているようにバイリンガル教育を実践されたい方にとっては良書で、テキストのようにも活躍してくれるので、ご興味ある方にはおすすめです。
私も迷った時はこの本に立ち返って、バイリンガル子育てを楽しんでいきたいと思います。

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